広島ペンクラブは、広島が1945（昭和20）年の原爆投下によって、何百年も培ってきた多くの有形無形の歴史や文化を失った4年後、当時の作家、新聞社や報道関係者、大学教授などの尽力によって設立されたものです。
本クラブはこの広島地方で、広く文筆に従事するもの、文化活動に関心のあるもの、各界各地域で文化活動をしているものなどが集まり、さまざまな事業を行なっています。相互の幸福と平和を希求し、各自の人格と識見を尊重する純粋自由な文化人の集まりです。
会員相互の親睦を図り啓発に努めるとともに、現代の社会、文化に関する諸問題を調査研究、地域社会の発展と文化の進歩向上に寄与することを目的としています。
1962（昭和37）年に「ペン誌」を創刊して以来、年2回発行するほか、年6回開催する例会では、経験豊かな専門家などの講話を聴き、談話を愉しみ親睦を深めています。また、毎年各地の歴史、文化を探訪する「ペンの旅」を実施しています。
会員は約100名。今年75周年を迎えた広島ペンクラブの最新の情報や会員の活動などをホームページで紹介しています。

広島ペンクラブ 会長
　原田　佳子